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【森友学園疑獄】信頼していたことが信頼できなくなるような壊れ方。

日経クイックvoteと言う、日経新聞電子版の購読会員を対象に毎週調査している世論調査があります。この世論調査では、最後に必ず今の内閣を支持するかしないかという項目があります。
http://www.nikkei.com/news/special/top/

この調査で、3月4日〜6日に調査した結果での内閣支持率が36.1%となり、その前の週の支持率の63.1%からも、その前のそれ以上あった支持率からも大きく内閣支持率が落ち込んだことが、話題になりました。
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO14103420V10C17A3000000/?df=2

その後、3月11日前後の調査で50.4%の支持率となり、そして、今週…今調査しているものの中間結果が見れるのですが、63%強のところで前後しています。

又、時事通信社が行った世論調査では、先月と較べて内閣支持率は2.1ポイント下がり、又、共謀罪の国会提出に賛成する人が63。7%に登ったと報じられています。

森友学園にまつわる疑獄が毎日国会で追及され、それだけではなく、加計学園への超多額の便宜供与疑惑や、稲田大臣や官邸が陸上自衛隊に対して南スーダン派遣部隊の日報を隠蔽させていた問題までが、国会で追及されると同時に、マスコミ各社が競って、政権の問題があったのではないかという報道をしてる状況なのに内閣支持率が上がっていく・それも数ポイントではなく10ポイント以上も毎週上がっていくのは極めておかしな話ですし、共謀罪にしても、「コミケや同人誌も共謀罪扱いにするのか」と言う民進党議員の追求以降、マスコミが好意的に報じたこともなければ、ネットでも共謀罪への批判が高まってるのにも拘わらず、共謀罪の国会提出・要は国会に出して強行採決に持ち込まれると言うことに対して、三分のニの人が賛成してるというのも、極めて不自然な話です。

世論調査の公正さが無くされてることは、選挙や他のことへの信頼も失うことだ。

世論調査は、「なるべく調査対象が偏らないようにする」「設問で誘導しない」と言う建前の下で、公平性や物事への世論の支持のあるなしを示してきたのですが、このような、今の世の中の状況とは余りにかけ離れた数字が続いていると、それは、このような数字が出ると都合のいい人たちが、調査のプロセスや数字自体に介入してるのではないか?との疑いを持たざるを得なくなるわけですね。

たしかに前から、世論調査でおかしな数値が出てくることがありましたが、それでも、最終的には調査方法の不備とか設問の不備によって多少の誘導がある程度だろうと思ってました。が、しかし、そのような消極的な理由ではなく、もっと積極的な理由・要は、世論を誘導し、現状に不満を持ってる人達を孤立させて無力感や「自分がおかしいのではないか」と思わせたいから、ありのままの世論とは全く違う数字が出されてきたのではないかと疑うよりなくなっていくのですね。

この状況だと、一部の人が、2012年の衆院選や2010年の参院選以降、根強く言ってる「不正選挙」というものが、実は、全てではないにせよ一部では行われていたのではないかとすら、疑いたくなるわけですよ。確かにこの国のシステムは公正中立とは程遠いところで回ってきていたけど、最後の一線だけは護ってるだろうと思っていたのが、じつはそんなものがなかったと疑いたくなる話が余りに続きすぎてる。

既存の守られてきた物が守られてないとわかったとき。

こうなると、更には今沢山出てる、官邸主導の隠蔽事件や疑獄事件の問題もあるので、今まで、多くの人々が持ってきていた「社会への信頼」というものが、なし崩しに崩壊していく訳ですよ。そして、それが何を起こすかと言えば、法律というものに従うということ自体が、どんどん崩れていくわけですよ。一定以上の公正さと中立性があるシステムで選ばれた人達がきちんと議論したという建前で法律が作られてきたからこそ、多少の不都合を強いられても我慢してきた人が多かったのに、一部の人達が勝手に選挙や世論調査をいじると同時に、権力や権威があれば法律なんて破っても文句言われないようになってるのだから、そりゃ、下々の人達が、自分の不都合を我慢してまで法律を護ろうとはだんだん思わなくなる。

そういう中でも、やはり、信頼に値する社会を私達一人ひとりが建て直していく・それは、「選ばれた人々」だけに任せていたのでは出来なくて、色々な形で私達一人ひとりが、法律が出来る前から運用される所まで介入し続け、不都合著しい人が多くなればすぐに変えさせるように動いていくだけの、覚悟のようなものが、今ほど求められてる時代はないのではないかと思うのですね。