梅雨明けが遅くて涼しい「夏」の中、参議院選挙についていくつか考えてみる。

 何か、なかなか梅雨が明けないですね。冷夏になるのと関連があるというエル・ニーニョ現象は終わったようですが、今年はやっぱり冷夏になるのかも知れませんね。特に西日本で大雨が続いてますが、どうか、お気をつけてくださいね。

※この文章は、noteでも公開しますが、どちらも一週間ちょっとで、noteで「投げ銭購入」の上お楽しみいただくことになります。ぜひとも、150円の投げ銭購入などでのご支援をお願いしますm(_ _)m
note.mu

参議員選挙が始まる。

 さて、参議員選挙となっています。今回、自民圧勝だとか色んな話が飛び交ってますけど、いくつか引っかかることがあるんですよ。
 一つには、こんなツイートが。

https://twitter.com/raat_bastard/status/1149609185648058369 ダイナマイト北関東 @raat_bastard

職場の20代の後輩と話して思ったんだけど、野党がダメだって言う人は民主党がメディアに叩かれまくってた頃が脳裏に焼き付いてるっぽいんだよな。逆に、今は全く自民党は叩かれてないからマトモだと。
18:19 - 2019年7月12日

コレ、本当にメディアは罪深いなって思ったわ。政権を叩けるから健全な国って思うより、叩かれる政権がダメだっていう思考が先行してしまう。今の状況の為の当時の民主党政権批判だったのかもしれない。
18:30 - 2019年7月12日

 要は、自民党が支持されてるのはマスコミと言うよりテレビやネットの番組で「批判がされてないから」であって、前の民主党政権が倒されて未だに「悪夢の民主党政権」(これ、事実ではないんですけどね)と言う言葉がまかり通ってるのはテレビやネットでの自由な批判を許したからだ。と言う話なんですよ。
 私も、かなり前からこの事を思っていて、テレビやネットの番組で、「安倍政権のやってることにはこういう問題がある」って頻繁にやってて、それこそ首相官邸から脅されても頑張って突っ張り続けてたら、今の政権がやってることが、普通の人達の生活やいのちや利益を、政権とそのまわりにいる「お仲間」達に吸い上げ・普通の人達をどんどん締め上げてるだけなんだ。って、相当多くの人がわかってたと思うんです。

安倍政権の六年半は「素晴らしく」て、「悪夢の民主党政権」は「あてはまる」のか?

 この六年半で、株価は上がりましたし円安が続きましたけど、普通に暮らしてる人達のお給料は、大企業やお役所の正社員(正規職員)でなければ上がってないどころか下がってるのも普通にあって、そのくせ消費税に限らない税金や年金・国保で取られるおかねはどんどん上がっていき、物価もどんどんと上がってる(そりゃ、円安ですしね)。お値段変わらず分量半分とか三分の二に減らされてる食べ物なんて、普通すぎるくらいです。
gigazine.net
www.nikkei.com
manetatsu.com

 福祉に頼って生きてくしかないような状況の人達に渡されてるおかねが上がってるか?と言えば、「物価が下がってるからいいだろう」と言って(アレ?と思う人は鋭いですね)、ガンガン下げられてる。生活保護なんかが一番目立ってますけど。
 厚労省の統計偽装問題は、生活保護のおかねを無理やり引き下げるための「物価が下がってるように見せる」ところから始まったと言って過言ではないのですね。「とにかく下げなきゃいけない」って総理や首相官邸の「ご意向」があったから、それに無理やりつなげるために、生活保護の生活費を計算するのに使う基準をいじったり、使う品目を日用品や食べ物からぜいたく品中心に移したりして「物価は下がってますよ」と押し切ろうとした。
www.itmedia.co.jp
mainichi.jp
shahokyo.jp
diamond.jp

 野党の人達が、生活保護を受けてる人達の支援団体などと一緒になって、必死になって下げさせないように頑張ってましたが、昨年、自民党公明党と維新の会が生活保護を悪くする法律を無理やり決めて、簡単に下げられるようにして、いわれなく下げられた人がたくさん出たので全国各地で裁判になってますね。
gendai.ismedia.jp
www.zenseiren.net
mainichi.jp

 しかも、働いてる人達の立場の保証という奴もどんどん壊されてるから、大きなところの正社員ならまだしも、普通に働いてる人達は、簡単なことでクビを切られてしまうから、縮こまって事なかれ主義になるしかない。

アベノミクス」「成長戦略」と言う物が、実はわずかの金持ちにたくさんの普通の人たちのおかねと未来を吸い上げるだけのもので、成長なんか考えてなさそうだった件について。

 アベノミクス…何故か最近テレビでは言われなくなりましたけど…で、国が年金やゆうちょのお金に手を出して無理やり一部の会社の株価を吊り上げ続けたり無理やり円安にさせつづけてる事が当たり前になり、確かに「投資」は盛り上がったし投資で儲かった人や会社への税金が減らされてるので、そういう一部の人たちは大儲けしたのもあって、去年くらいまでは東京の銀座なども盛り上がってましたけど、その周りの「地方」ったって首都圏などの大きなくくりでは「都会」って言えるような所ですら、景気がすごく悪くて小さなお店からバタバタと潰れ始め、今や、イオンに入ってるようなそこそこお金があるはずのお店までどんどんなくなってる。
 銀座とかが景気がいいか?と言えば、全然景気が良くなくて、お店がバタバタたたまれてて、倒産も多くなってる始末。
dot.asahi.com
hbol.jp

 アベノミクスで国のおかね…繰り返しますけど、税金だけでなく年金のおかねやゆうちょのおかねも入ってます…を、大金持ちや投資会社に吸い上げて逃がすのが終わったから、もはや、日本には吸い上げた後のだしがらしか残ってない。と言われてもおかしくない訳ですよ。
 きちんと手堅く運用して「損しない」ようにおかねをしてたんじゃなしに「とにかく一部の会社の株を吊りあげろ・円安を続けろ」「吊り上げるのに使ったおかねを、おかねもちと大企業にどんどん渡してしまえ」って、実際の経済関係なしに続けた結果、お国や自民党の側も「老後のために最低2000万円はためてくれ」なんて言い出してる訳です。

※申し訳ございませんが、ここから先は、noteにて、投げ銭購入の上お楽しみくださいませm(_ _)m
note.mu