コミケが中止で志村けんも入院するようなひどいパンデミックの中で、この国の「命」に対するありようとエリートの腐敗を考えてみる。

 オリンピックが延期となり、やれ東京ロックダウンだなんだと外出禁止令一歩手前に来てて、コミケットも中止だしライブやイヴェントも中止だし、でも、中止や外出禁止を「お願い」しただけだから、国は一銭も出しません。てな感じで、偉い人たちがすごい無責任なことをしてる感じで、本当に、どういう国になったんだろうか、日本は。と思います。

 愛国者と言ってた人達も、多くがこの状況に文句言わないどころか、文句を言うやつがおかしいという書きこみがネットでも沢山あって…しょうがないから、物流が壊れたり外出禁止令が出て食べ物がないという状況になるのも厭なので、スーパーで多少食糧買いましたが、ものがなくはないけど潤沢にあるわけでもない。と言う感じで、パニックになりかけてた木曜の夕方…皆さんも、どうか、御大事に。世の中の空気とか道徳とかろくでもないことばかり要求してますけど、そんなものより、まずは、自分と親しい人達の命や生活。ですので。

※今回は、前回の続きです。
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東京五輪が「延期」になった途端に、新型コロナウイルス感染者が激増したという、茶番臭さ。

 さて、オリンピックが「延期」になった途端、東京都で検査数が爆発的に増えて、感染者もひと桁多くなっていきってますね。こんな、わかりやすい「ごまかし」をしてたという辺り、この国や東京都の偉い人達の幼稚さというものを感じてしまいますが、とにかく、未だに十分な検査が出来てない状況で、新型コロナウイルスの東京都での感染者が毎日50人だ100人だと、どんどんと増えていて、他の街の感染者もジリジリ増え始めてる。
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 コメディアンの志村けんさんも、感染して人工心肺を付けて治療されてるような状態で、これまでの約二ヶ月以上、「日本は感染者が少ない」「検査したら医療崩壊するから検査するな」と言う事をいうエリートやジャーナリストがたくさんいた結果が、こういう状況なんですよね。
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ライブは自粛・コミケも自粛・派遣社員はお金が無いけど、大企業と社員はおかねがもらえる、今の日本ン。

 誰が感染してるのか全くわからない状況で、「日常通り」に生活をして、途中からやれイベントは自粛しろだ・ライヴハウスが感染源だからライブやるなだ言うそばから、満員電車は全くお咎めなしで、学校を閉鎖したものの、学校を閉鎖しただけではどうしようもなく、テレワークを推奨するったって、大企業の正社員だけがテレワークをして、大企業などに通ってる派遣社員非正規労働者は、会社に律儀に通わないとクビにされる状況が続いてきた訳ですよ。
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 で、大企業の正社員なんかは手当が出るし、休業しても補償されるし、実際国からいろんな名目で大企業への補助金や減税が行われてるのに、中小零細業者には「10万円貸すから持ちこたえてくれ。給付や減税はしない」というだけだし、派遣社員やアルバイト・パートの多くは「消費税の減税はしないし給付もしない」と、つい数日前までやってきてた訳です。フリーランスなんかも(漫画家や音楽家なんかも殆どがそう)、給付はしないだ子供がいる家庭にだけ給付するけど、大企業の正社員の半分しか出さない。とか、本気でやってきた訳ですね。国は。
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以下、見出しのみ:

「貧乏人は、和牛を喰え」と和牛券を5月に渡そうとする、今の政権。

金持ち・上級国民とエリート会社員だけが生きる資格のある「国民」であるかのような扱いをする、日本政府。

「病気も自己責任」の国が・心地よいウソを信じないと行けない空気が続いた国が、行き着いた末路。

「エリートとしての覚悟」のない、私利私欲と保身に凝り固まった人達が日本のエリートを占めてしまった。

エリートたちが「おそらきれい」しちゃってる、今をのりこえないと…。