2020年の年の瀬に、「キャンセルカルチャー」の跳梁跋扈とコロナ禍への無為無策について考えてみる。

 一ヶ月半、まとまった文章が書けない状態になってました。申し訳ございませんでした。来年はなんとかもっとペースを上げていきたいなとは思ってます。

 男女共同参画会議が出した「指針」を、山田太郎参院議員が(表現の自由に関わる部分だけ)「ダメ出し」して変えさせたことが一部で非難を浴びていますが、これ、10年前の鳩山政権で、当時男女共同参画担当大臣だった、今の社民党党首でもある福島みずほ参院議員がやったのと同じことなんですよね。あのときは、男女共同参画会議が出してきたのがもっとひどい中身で、憲法殆ど無視して表現に対する理不尽に厳しい規制とか不平等な法整備を要求するものだったので、「違憲性が高いから書き直せ」って男女共同参画会議に対して福島みずほ大臣(当時)が要求して、聞き入れられた訳です。

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 なので、非難してる人達はものすごく党派的と言うか、山田太郎がやったから文句言ったんだろう。としか言いようがないのですね。福島みずほ大臣(当時)がやったときも、フェミニズム運動界隈に少なくない不満があったのは私も眼にしましたけど、表には出てこなかった訳で。

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東京都の12月31日の新規感染者数、1300人以上という、脅威。

 さて、本日(2020年12月31日)の東京都の新規感染者数が1300名を超える見通しだと、15時前に小池知事がマスコミに話したことでニュースになってます。

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 なんていうか、この一年、露骨なまでに見えてきたのって、いつもは権力とか利権とか握って偉そうなことを言って人々に不都合押し付けてるような人達が、揃いも揃ってこういう非常事態のときにやるべきことをやろうとしない。と言う、ろくでもない構図だったと思うんです。

権力や地位のある人々の「無責任」をもり立ててる、自称「医師」や「ジャーナリスト」。

 それを、「医者」とか「ジャーナリスト」と名乗ってる人達が、助けてる訳ですよ。例えば、PCR検査は不要だとか医療崩壊招くとか言って充実させようとする動きを邪魔する世論を盛り上げたり・最終的には「コロナはただの風邪だ」ってとんでもないウソをばらまくのを助けたりして、要は、政府とか東京都などの「お上」や偉い人たちが、私たちのためにきちんとお金使って「備える」必要なんて無いんだ。って世論を作って行くことばかりが、眼についてきた。

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 その挙句の果てが、今のひどい状況な訳ですよ。東京都や大阪府などでは既に医療が崩壊してしまってて、コロナに人が取られてるどころか医療現場が疲れ切ってしまい、コロナで「軽症」とされた人がホテルに押し込められて、そこでロクな医療や健康チェックも受けられずに突然死してしまうケースが増えてきてますし、お産や怪我で救急車を呼んでも、受け入れる病院がなくて自宅待機を強いられた。と言う話も出始めてる訳です。

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特定少数の利益と利権の為に、大半の人々を死の危険に誘い込む不条理さ。

 オリンピックにせよ大阪都構想にせよGoToキャンペーンにせよ、特定の・ひと握りの人達がお金や権力や利権を沢山手にするために、マスコミを乗っ取り・人々をたぶらかして、コロナで街が大変な事になってても、ロクにお金を廻さず・現場が努力してどうにかやってきたところを更にお金削ろうとしたり、パフォーマンスを繰り返して要らない仕事を現場に押し付けたりして来てる訳です。そして、その事をマスコミがきちんと批判して報道しないから、みんな、こうなるまで物事上手く行ってると勘違いしてた訳です。

 それで、「気が緩んで」盛り場に出て忘年会やなんやをやる人たちや、満員電車でも警戒しないでやってしまう人たちがたくさん出てしまい、それが、今日と言うかこの一週間のコロナ感染者や重症者・死者の急増という話に繋がって来てる訳ですよ。
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 来年は、もっと悲惨なことを眼にすることになるでしょう。そして、マスコミが色々なところに「忖度」してその現実を報じなかったりオブラートにくるんで報じないことで、多くの人が悲惨なことが起きてないと勘違いし、判断を間違えて行くのかも知れないです。

 そして、そういう社会のありようや悲惨な現実から、今のすが政権にせよ小池都政や吉村府政、神奈川の黒岩県政などは、目を背け・現場が壊れていくのを放置し、自分の選挙に役に立ちそうなときだけマスコミ呼んで騒ぐことを繰り返していくのでしょう。

 そういう事を、どうにかして止められる状況を、選挙にせよデモにせよ、地元の議員さんなどに働きかけてどうにかしてくれと訴えることにせよ、どんどんとやっていかないとダメな年に、来年はなるのかも知れないですね。

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フェミニズム運動の「キャンセルカルチャー」の嵐が吹き荒れ、物言えば唇寒しとなったこの一年。

 そして、この年末、色々なものと人が「フェミニズムにそぐわない」として、潰されてしまいました。

 例えば、高校の美術コンクールに、女子高生が「萌え絵」と言うか今は一般的な感じの絵柄で、大きなキャンバスにアクリル絵の具で描いていった絵が出品されて「奨励賞」を取ったにも拘らず、それが、フェミニズムの人達の眼に止まり、なんとも卑猥だ・こんな差別的な絵を公に出すな。ゾーニング出来てない。などと怒り狂い、絵を描いた人の過去のツイートなどを論って、個人情報を調べ上げ、5ちゃんねるなどにさらし、炎上を煽り、東京都や高校に苦情を殺到させて、この方の活動を「自粛」に追いやって潰したばかりか、コンクールの出品条件にこの手の絵を受け入れさせないための条文を入れさせるという「成果を勝ち取った」事があった訳です。

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 他にも、フェミニストの人たちが「女性差別だ」と言いがかりを付けたマルちゃん正麺の広告漫画が打ち切りに追い込まれたり、ファミリーマートの「お母さん食堂」と言うおそうざいのブランドが女性差別だからやめろと署名が出てきたらもり立てていったり…。

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見出しのみ:

フェミニズム・キャンセル・カルチャー」には、長い歴史がある。

気に入らない人や物を潰すことが「正義」と直結するようになった、各国のフェミニズム運動。

「怒りの正当化」が、独り善がりで身勝手なフェミニズム運動の実践をエスカレートさせている。

日本でのフェミニズム運動の過激化の背景には、韓国の影響と「腐女子」の大挙参加があるのではないか。

悲惨を通り越して、凄惨を目の辺りにするであろう、2021年に備えて。