傲慢な人々が野党を牛耳ることで起きた「約束されていた惨敗」が「改憲勢力圧勝」と言う最悪の結末で起きたことを、ただただ止めどなく、嘆きつつ、身体の不調にのたうち回る秋の夜長。

 又なんか、一ヶ月以上書けませんでした。

 この間、もう、いろんな事があって・私個人も首とか肩の痛みで神経が消耗してしまって一日ろくろく知的な感じのことが出来ない日が多かったりもして、どんどんとストレスが貯まるのを通り越してなんにもやる気が起きないようなヤバい状況になり始めております。多分、去年の終わりにわかった、軽い糖尿病の治療で食事改善して体重を下げて血糖値とかHbA1cのような数値を良くしていったのはいいものの、12月の真ん中から11月の頭までで88キロから69.5キロまで体重が下がってしまう(しかも、血液検査の範囲では問題がないどころかよくなってる)という凄まじさのためか、色々と身体も弱ってしまってるものだから…弱り目に祟り目ですね。

 さて、みなさんも健康にお気をつけて。今回は、いつもにもまして計画無しで書いていきますので、どうなることやらとは思いつつ、はじめましょう。かかないとどんどんかけなくなったままなので。

※おわび(11/3):今回、本文を書いた所で力が尽きたので、リンクなどは後で追加していきます→

2021年11月13日 14時追記: リンクを追加して、はてなでも公開しました。※

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衆議員選挙は、巷の事前の予想を裏切り「野党惨敗」「維新大躍進」で終わる。

 先週の日曜日・10月31日に、衆議院選挙の投票があり、議席数を伸ばすはずだった立憲民主党が物凄い議席を失い、同じく伸ばすはずだった共産党も落ち込み、れいわ新撰組が多少(とはいえ一議席から三議席に増やしてるから大躍進ですけど)増やし、そして自民党議席を多少失ったけどそのかわりに、維新の会が4倍近くの議席を取って…結局、憲法改正に前のめりな人たちで、改憲発議に必要な3分の2を保つどころかかえって議席数を増やしてしまって、今までのむちゃくちゃな国会運営がよくなるきっかけを失う結果となりました。
mainichi.jp
www.nhk.or.jp
www.yomiuri.co.jp
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 さて、このことで色々な話がでてますが、私が一番言いたいのは、「だから、いわんこっちゃない」ということです。

 今回、選挙戦が始まる前は、共産党立憲民主党がかなり有利だと言われていました。自民党は沢山議席を失うし、維新の会が伸ばす以上に減らすだろう。国民民主党は伸び悩むか返って減らし・立憲と共産が物凄い議席を増やすだろう。与野党でバランスが取れるようになってくるはずだ。
mainichi.jp
dot.asahi.com
wjn.jp

 そういう話が、当たり前のものとして言われていました。

 しかし!!私にはそう言うふうは思えなかったんですよ。維新の会がアレだけ議席を伸ばしたのは私も予想はしていなかったですけど、私には、野党・とりわけ立憲と共産が議席を伸ばすという感じには一切見えなかった。

 なぜか?この数年間・特にこの一年弱に立憲や共産を推してる人達の間で起きてたことや、それらの党の内外で起きていたことは、余りに人の道に外れていて・ごう慢でしかも俗悪とかそう言う言葉がぴったりくる話が多すぎたからです。
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 更には、特に声が大きな支持者の人たちが、何かにつけて周りの比較的冷静な人たちに咬みつき・こき下ろし、やたらめたらにネトウヨレイシストだ差別者だミソジニストだと罵ったり、外にいる人たちを「バカ」「愚かな愚民」と見下すような物言いを隠さないどころかエスカレートさせていく一方でもあった訳で。
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 あんなのを見ていたら、野党共闘だか市民連合だかの外にいる「冷めてる」人たちがどう思うかは火を見るより明らかだったんですよね。
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「目覚めてなんかない」人たちのことを置き去りにして、野党を乗っ取り操ろうと手練手管を繰り出した人々。

 例えばどういう事かと言えば、丁度一年くらい前から、社民党の中で「このままだと選挙に勝てないから立憲民主党に合流すべきだ」って意見の人達…大体が自治労の関係の人たちでしたが…が勢いを持つようになって、党内できちんとした議論を積み重ねていくのを放棄して合流に前のめりになり、結局、社民党から出て行く結果になったわけですよ。「社民党を残すべき」と言う人たちに対して、これでもか。とばかりの悪口や暴言を投げつけ、メディアにもそう言うふうな感じで論調を書いてもらい、社民党の組織も財産も根こそぎ持っていこうとした。で、立憲民主党に合流した人達、一部は優遇されて衆院選でも生き残った人たちもいるにはいましたが、大半は、うまく行かなかった。
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 もう一つ。今まで散々書いてきてるので簡単にしますが、16歳未満なら誰でも犯罪者に出来るし恋愛も犯罪にして引き裂けてしまう性交同意年齢の引き上げに対して慎重にやるべきだ。と待ったをかけた本多平直先生を立憲民主党の一部の人達が、それこそかなり汚い手を使って追い出したという事が今年の5月から7月にかけてあって、そのことでメディア側も本多先生を悪魔かなんかのような記事を出したり・慎重にやるべきという人たちを時代おくれだなんだとコケにするような記事をたくさん出したりしたじゃないですか。本多先生が離党した直後に、「人がかんたんに冤罪で逮捕されて人生終了させられたり、拷問されて殺されたり無実の罪で刑務所に入れられたりしない為に出来た近代の刑事法の大原則は既に時代おくれだ」みたいなことを本多先生を追い出したかった人たちが真面目にいい出して問題がさらに大きくなりましたけど。

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 そういう人たちが、実際の所、今年の四月に呉座勇一先生のツイッターでの発言が気に入らなかった北村紗衣先生の動きに始まった「オープンレター」などの真似で呉座先生から仕事を奪い・内定していた准教授の地位も奪ってしまったという後味が悪すぎる事件が起きた辺りから急激に「野党共闘」に関わる側で力や存在感を増して、野党支持なら・野党にいるなら自分たちに逆らうな。文句一つ言わず言いなりになってやれ。とばかりのことを言ったりやったりするのがエスカレートして行ってたんですよね。そしてそれは、選挙戦に突入するまで一切緩まず・却ってエスカレートしていく一方で、外側にいる人たちがそれじゃまずいとかあなた方の言うことをそのまま政治でやってほしくない。とか、後は、そう言うことよりもっと先にやることがあるんじゃないか。とか真っ当な事を言ったり突きつけたりしても、全然聞く耳持たないどころか政治家の人たちですら一部には、真っ当なことを言ってる外部の人たちをボロクソに言って悪魔みたく扱って蹴り飛ばすのの先頭に立つ人まで出てきちゃってたんですよね。
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 彼女ら彼らが野党・とりわけ立憲民主党共産党の公約に対しても政策とか何をいうかに対しても一から十まで口を挟み・仕切って、衆院選へと入っていった訳です。


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「貧困や格差の是正」「コロナ禍の被害者の救済」「改憲阻止」よりも、「ジェンダー平等」「温暖化対策」が大きく優先されてた、「立憲野党」各党の公約の、不思議さ。

 そして出てきた政策や公約では、「ジェンダー平等」や「地球温暖化対策」や「ヘイト・スピーチ規制」が一番優先されていて・一番大事な公約でありやるべきことだとされていて、その次に、教育のことやクオータ制(会社の役員や学者や政治家や大学生での女性の割合を強制的に一定以上にする制度として言われてる)が来て、その次に、貧困対策やコロナ禍への対応や給付金をちゃんとすること、後は憲法改悪を止めることや今までの安倍政権からの10年間に起こったことの責任を取らせる。と言う順番付がされてたりしたんですよね。
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 しかも、「ジェンダー平等」「ヘイト・スピーチ規制」として言われてたことが、例えばマスコミに限らないネットの掲示板まで含めた言論全体の取り締まりを強化してそのための委員会も作りましょう。とか、漫画やアニメやVTuberなどの”女性の表現”を「非実在児童ポルノ」などという名前で呼んで、今ある児童ポルノと同じかそれ以上に厳しく取り締まりましょうとか、性交同意年齢をとにかく引き上げたり非同意性交罪を作って(基本的に男性ならば)誰でも簡単に性犯罪者に出来るようにしちゃいましょう。とか、要は、それは「平等」なのか?とか「差別改善」なのか?と言うふうに疑問を持たざるを得ない上に、今の憲法が護ってきた人権というものをボロボロにぶち壊すのが目に見えてるようなものばかりだったんですよね。
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野党がおかしくなってやしないか。と懸念や批判が相次ぐのに対し、詭弁と暴力的な罵詈雑言で反駁した各党関係者や支持者たち。

 当然、公約が出た途端に、両党とも強い批判が殺到しました。特に、共産党に対しては「非実在児童ポルノ」と言う呼びかたでの表現取り締まりの強化やコミケを敵視するような発言、一部女性候補たちによって「社会的合意によってそのような作品を売れないようにしていくのだから検閲ではない」と言う”反論”がされて軌道修正が一切されなかった事で、今までコミケなり漫画やアニメなりの表現の自由を守る側だったはずの共産党が、この三四年間おかしい感じはしたけど、とうとう完全に敵に廻ってしまった。っていう、物凄い絶望感を世間に引き起こしたんですよね。

www.jcp.or.jp
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b.hatena.ne.jp


 前回書いた、VTuber・戸定梨香氏にまつわるいろんなゴタゴタでの失望感や、もっと前に遡れば、コンビニで「男性向け」エロ本があるのは女性に対する性的搾取だからなくせ。って共産党系の女性団体の新婦人が、今千葉県知事をやってる熊谷・前千葉市長に陳情して、コンビニ業界に熊谷前市長が圧力を掛けて本当に根こそぎなくなってしまう事になって以来、はっきりとした感じではなかったけどうっすら空気のように存在してた「共産党はダメな自称フェミニズムの為に人々を敵にし始めた」「立憲民主党なども同じように人々を敵に廻し始めた」って言う失望感に、はっきりとした形を、その「事件」が与えてしまうことになった訳です。
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乱暴な考えと言葉を武器に野党を支配し社会を支配しようとする人々が、野党も市民連合も破壊していった。

 その前から色々とあったとはいえ、選挙戦で出てきた公約がそうであったことや、それをきちんと正面から批判する人たちが、野党支持者を名乗ってる人たちによってバカにされるどころかネトウヨとか肉屋を喜ぶ豚だとか、まぁ、あらんばかりの悪口を投げつけられたり陰に日向に脅しを受けたり、デマをばらまかれてしまったり、挙句の果てには私じゃないですけど言いがかりに近いような「通報」でTwitterなどのアカウントを凍結させられたりするような酷い仕打ちを受けるのが激しくなった事が、結局、野党と言うか、特に立憲民主党共産党に対する不信感として出てしまった訳ですね。本多平直先生を追い出した人たちが主導権を握ったままで誰も文句言えなくなってたりもしてたし、それは、両党中心に食い込んでる「フェミニスト」を自称してる人たちなんかに対してもそうだった。

ameblo.jp
yamerugendai.com
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 彼女ら彼らがやりたい放題で、マスコミも多くのネットメディアも褒めちぎってばかりで、それで酷い扱い受けたり将来を壊されかねないことに怯えたりしてる人たちのことは、徹底的に無視するばかりか、メディアによってはこいつらが悪いとばかりにけなすのに加担する場合すら出始めてた。その上、この手の人達が色々と選挙中にも暴言を重ねたりトラブルを起こしたりして文句を言われたり告発されたりしたら、「野党支持者」を名乗る人たちが殺到してきて攻撃したりもしてた。

崩壊と腐敗を重ねて人々を敵対視する質の悪い人々が牛耳る類の「野党」に対して溜まってた人々の怒りが、堰を切り洪水となって野党を呑み込んだ。

 こうやって、衆院選が公示されてから一週間も経たないうちに、野党・とりわけ立憲民主党共産党に対する反感と言うか怒りのようなものが、急激に社会に溜まっていっていたように、私には見えました。

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 当然、衆院選が始まる前にあった沢山のゴタゴタにせよ、今回牛耳るに至った人たちがやらかしてきた横暴ででたらめで憲法すら小馬鹿にしているかのようなな真似にせよ、多くの人たちが実は注目してましたしね。マスコミや大半のネットメディアは無視し続けてたんで存在が表に出てこなかっただけで…9月からの戸定梨香氏に関する騒動で、やっと、表沙汰になり始めてた矢先の衆院選ではありましたが。

 そういう感じでこの何年間かが流れていたものですから、衆院選が始まる直前くらいから私はツイッターとか5ちゃんねるとかで「今回、野党惨敗もあり得る」と言う感じで警告をおそるおそる・ほそぼそと書いては来ていました。しかし、ほとんどの人がそれを顧みないどころか、お前は自民党の手先なんじゃないかとか差別者ミソジニストをこじらせたとか、とうとう完全に頭がおかしくなったとか、酷い言われ方をされるだけでしたね。

※2021/12/13:ここから先は、noteでの投げ銭購入(現在150円)の上でお読みくださいませm(_ _)m
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見出しのみ:

私には、今年の五月前後にはこういう結末が予想でき始めてた。

身勝手で一方的なものの見方で他者を断罪する自称「左派/リベラル」の人たちは、本質的に極右や統一教会と同じである。

「野党惨敗」を招いてしまった人々の多くが、責任を逃れようと他人や政党に責任を押し付けてしまってる。

そして、それを予見していた私の眼に映る風景は、既に灰色の絶望となっている。