戦争と異常気象の2022年初夏に、疲弊の末に物書きを再開してみようとあがいてみている。

 さて、二ヶ月間文章をかけないでいました。

 とは云え、ツイッターなどでは散々書いては来てたのですが、ここ(noteとはてなブログ)で書くのは、物凄いエネルギーが要って気軽にかけずに構成を考えては捨て…で、この時期になってしまいました。

 元々、プログラム書きも含めてこの半年か一年間くらいはこういう感じで息も絶え絶えにごまかしごまかしやってきたのですが、山本洋一郎くんが亡くなったこともあって、完全にごまかしが効かなくなってました。

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 この文章は、リハビリで書くので、色々な話を一本にまとめないででもちまちまと書いていければとは思います。これ(の初稿)をとりあえず書いてる5月16日の深夜も、なんか、何も食べてないのに妙に胸焼けして気分が悪くて…胃がすごく荒れてもいるようですし。

 更に気分が悪くて推敲とか何もかんも進まずに放置してる側らで、副鼻腔炎(鼻のちくのう症)がまたぶり返したみたいで、お医者さんに連絡したら発熱外来扱いにされて金曜に予約取らされて、コロナの抗体検査やPCR検査まで「念のために」受ける大事になってました(´・ω・`)

…抗体検査は陰性で、次の日の土曜日にはPCR検査も陰性だと電話が来たのですが、また、抗生物質飲んで副鼻腔炎を治してます(;´Д`)

 やっと、今日(5月24日の火曜日)になって、真面目に物書き再開するエネルギー出てきた感じです。

 何しろ、色んな酷いことが世の中多い上に、トンガの火山の噴火の影響が(影響小さいとは言われてたけど)実際にはやっぱりあるのかお天気もおかしな感じが続いてるので、皆さんお身体はお気をつけを。
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ウクライナとロシアの戦争にまつわる、ウソの臭いと死の臭い。

 さて、いくつも書かないとマズいことがありますが、まずは戦争のことから書いていこうとは思います。

 正直なことを言うと、余りにウクライナや後ろで「支援」してるアメリカやイギリスにとって有利な格好にされてるけど実際本当かどうか怪しい話ばかりがマスコミでもネットでも飛び交っていて、多分、ロシアとかロシアに近い国々では正反対の感じでロシアに有利な格好だけど本当かどうか怪しい話ばかりが飛び交ってるのでしょうけど、兎にも角にも、そういうあやしげな話というのが「事実」とか「真実」だってことにされててそれを疑うことですら、「悪の侵略者のロシアの手先みたいなこと言ってる」的な感じで白い目で見られたり怒り向けられたりする始末なのが、本当に、精神的にきついんですよね。

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今の日本や米国などの報道と政治が煽ってる「空気」が「いつか来た道」に思えてならない。

 第2次世界大戦・この文章ではあえて「大東亜戦争」と言う言葉も使っていきますけど、その大東亜戦争に突入する直前からの日本の報道だけでなく言論や「空気」を、知識だけとはいえ知ってるので、そういう「空気」みたいなのが、後でとんでもないシッペ返しを受けかねない非常にきっつい物である。と言うのをすごく感じてしまうからなんですよね。

 2001年9月11日のニューヨークの国際貿易センタービルに旅客機が突っ込んで崩壊した事に始まる、アメリカやイギリスの「テロとの戦い」でも、同じようなことが起こってしまってて、それによってイラクアフガニスタンはめちゃくちゃになりましたし、その延長線上でシリアやリビアもめちゃくちゃになってる訳です。

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 あのときも、イラクに米軍や英軍が攻め込んだのは「正義」として言われてました。疑いようのない正義だし、これは自衛の戦争でもあると。実際には、フセイン政権というかバース党政権を崩壊させた後に入った占領軍が、余りに横暴な真似を繰り返して住民が怒って抗議デモしたのを機関銃などで鎮圧することを各所で行ったのが入口になって、住民が崩壊した政府の倉庫から持ってきた武器でレジスタンス活動を始め、米軍や英軍がそれに更にえげつない報復を行い、お互いの「やりあい」が激しくなっていく中で、外国からイスラム原理主義とかアル・カイダとかが「義勇兵」で入ってきて内戦がエスカレートして…米軍や英軍がアブグレイブ収容所などで酷いことをしたり、戦闘ヘリや攻撃機から無差別攻撃していたのが後に暴露されたりと、要は、米軍も英軍も自分達が言うような人道的な軍隊でもなんでもなかったのが、後にわかった訳です。
www.iraqwarinquiry.net
gendai.ismedia.jp
www.jca.apc.org
www6.nhk.or.jp
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www.afpbb.com

 更には、イラク大量破壊兵器・要は核ミサイルや化学兵器などを持ってる。と言う攻め込むための理由は完全なウソであったのが後からわかりましたし、フセイン政権が米ドルでの石油取引をやめてユーロでだけやろうとして準備を進めていたことに対する「予防」、要は、当時最強の通貨であった米国ドルの立場を切り崩しにかかったことに対する「予防」でアメリカが戦争を仕掛けたのではないか。とそれこそかなり早い段階から言われてた訳です。
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イラク戦争・「アラブの春」・リビアやシリア…戦争での真実も正義もあやふや極まりなく、ウソがまかり通ってきた。

 リビアの内戦やシリアの内戦に関しても、邪魔であったカダフィ政権やアサド政権を潰して資源を米英で独り占めするために「民主化」を煽りつつ、アル・カイダイスラム国などの質の悪い集団に武器とお金をたくさん与えていった。と言う事で、リビアは崩れましたけどシリアはロシアが後ろに付いたのもあって持ちこたえていて…私達の得てる報道だとシリア政府だけが物凄い人権侵害行為をしてて化学兵器も使ってるということになってますし、そういう国際NGOが報告出してたりしますけど、実際には、反政府側もかなり酷い恐怖政治を布いて見せしめ処刑や拷問を普通にやってたり、政府が支配してる街などに対して化学兵器も使用したりしてる。と言う地獄のような話が10年近く続いてるようなんですよね。
www.amnesty.org.uk
www.amnesty.or.jp
www.amnesty.or.jp

 ウクライナに話を戻すと、今のウクライナ政府というのが、ネオナチや極右(オルト右翼)が2013年後半からの反政府運動を西側からの資金と武器を使って乗っとった上で、2014年に暴力的に転覆した政府を引きずっていて、ゼレンスキーに大統領が変わったときにはネオナチが内務省軍(警察ですね)や軍に組み込まれてるだけでなくアメリカなどから手厚く支援をされて、政府で制御できない所まで力を得てしまってた事に問題の根っこがあると思うんですよ。
www.sankei.com
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www.afpbb.com
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jp.mondediplo.com
www.labornetjp.org

 今ロシアが力を注いでるドンバス地方や、既に占領したクリミア・壊滅させたマリウポリなどの南部で、彼らネオナチたちが自分達が得た武器や権力を使って民族浄化を行ってた事や、虐殺行為を組織的にやっていたのは、戦争が始まる少し前までは「覆しようのない事実」であったのに、いつの間にか、「ファクトチェック」が入って「フェイクニュース」扱いされ、しまいにはなかったことにされ始めてる。
toyokeizai.net
www.amnesty.or.jp
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www.labornetjp.org
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「ファクトチェック」「フェイクニュース認定」と言う物が、ウソつきがウソを並べるための道具にすぎないと見放されたきっかけになってきた、この戦争。

 この戦争は、本当に、そう言うことばかりなんですよ。

 あることがないことにされたり・ないことがあることにされたりで。

 それに対して「嘘をつくな」的な感じで言う所まで行かなくても、もう少し穏やかに「事実はこうなのでは?」って言うだけで、ロシアの手先とか頭おかしい人とか扱いにされるんですからね。

 戦争の実際の状況だってそうだし、ロシア軍の動きが事細かに報道されたりネットで流れて、それが一週間もしない内に事実と違うのがわかったりもするのが当たり前なのに、誰もそのことをツッコまない訳です。ロシア軍が弱ってるとか負けてるとか言ったのがなんか全然事実と違ってたり、逆に、ウクライナ軍が勝ってる勝ってるといったのが事実と違ってたりするのに。
slownews.com
the307.substack.com
greta.5ch.net
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www.reuters.com
jp.reuters.com

 イギリスやアメリカが発表してるロシア軍の劣勢ぶりにせよウクライナ軍の優勢ぶりにせよ、どうも大半が後から違いました的なことばかりになってるし、かと云ってロシア軍が圧倒してるというのでもなさそうだしで、こういう時にはもう、戦争が終わってからでないと、実際に何が怒ってどうなってたのかがわからない。としか言いようがないし、そんな状況で一喜一憂したりああだこうだと振り回される方がバカを見させられるようにすら、私には思えてならないのです。
www.mag2.com
www.bbc.com

 ウクライナウクライナ人の人達は、みんな、侵略者のロシアに怒ってて自分が死んでも追い返すんだ。って勇敢に戦ったりしてる。って報道ばかりなのも正直気持ち悪いのです。

反戦・非戦を述べることが殺戮に加担すると言われる一方で、好戦的な姿勢や言論が平和のためだと褒められる「二重思考」状態の現代。

 このような戦争で「米英が主導してウクライナに武器やお金を与え続けて戦争長引かせるのやめろ」って言うことすら、容易でなくなったままだ。殺されたり殺したりするのは、ウクライナの現地の町や村に住んでる大人こども老人・男女問わず、とにかくそんなに偉くもなくお金も何もない人たちであって、「援助」する人たちでも、キエフのどこか奥の方で徹底抗戦を唱えたり外国にビデオレターだしまくったりしてる、ゼレンスキー大統領達政府や軍の偉い人達でもない訳ですから。その人達の辛さ・恐怖というものが、戦争を続けたい人達に都合のいいところだけ切り取られて流されてしまって、それ以外の物がなかったことにされ続けてるるのも、本当に、大東亜戦争的だなとすら思えてしまうのです。
oshiete.goo.ne.jp
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 こんな不条理な戦争で、ほとんど隣人だった人達と殺し合いをしないといけない。と言う事が、現地の人達にどれだけ負担になってるか。もういやだから逃げてしまえ。こんな戰爭なんかすぐにやめろ。って人達だって、それなりに沢山出てておかしくないような性格の戦争なのに。国の中の空気とか政府や軍や内務省軍からの圧力とかあるのでしょうけど。「反戦」を言うことが難しいところもあるのでしょう(ただ、ウクライナアナキスト達がキエフなどで反戦演説や集会を街中の広場でやっても、極右の人達からの攻撃がほとんどなくなってて「住み分け」が出来てる。と言う意外すぎる話を5月の頭にどこかで見たので、状況がよくわからない所があるのですが)。
libcom.org

↓は、ウクライナ軍側に参加したアナキストの手記っぽい。
www.anarchistfederation.net

「いい人サイン」を出す人々の粗暴さ粗雑さが目立ってきている。

 コロナ禍が始まった辺りから特にエスカレートしてきましたが、自分達に正義がある。又は、「いい人サイン」を出すだけの資格がある。と思った人達が、本当に粗暴凶暴になってしまった。

 これは、書くと長くなる関係で今回は書かない予定ですが、最近問題が再浮上してる本多平直先生を立憲民主党が「粛清」した問題でもそうだし、更には「 #AV新法に反対します 」と言うハッシュタグで、要は、AVを更に規制するという法律で、AV業界でも表の側にいる業界が渋々であれ受け入れる方向であった中身の法律を作ろうとしていた人達の一部がいきなしちゃぶ台返しして荒ぶりだした件で、AVに出てる人達や制作に関わってる人達が意見言ったら黙れだなんだとやりだしたのとも共通する話ではあるのですが…。
togetter.com
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 正義があるとかいい人サイン出せるとなれば、どんだけウソをついて人々を振り回しても許されるし、後で問題でても責任取らないでいい。と言う事が余りに当たり前のことになってしまってて、私達の多くが感覚麻痺してる所に、この戦争が始まった感じがどうしてもするんですよね。
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「リベラル」を名乗るメディアや言論人が戦争を推進し、「保守」を名乗ってる極右のメディアや言論人が戦争にブレーキをかけようとしている、異常事態。

 この戦争では、物凄い早い時期から「おまえらロシアとウクライナどちらに付くんだ?ロシアに対して強引なキャンセルをやることに賛成しないやつは皆、ロシアの味方か手先だ」っていうことを、アメリカやイギリス・特にアメリカが進めてる訳ですよ。政府だけでなく、リベラル系ということになってるマスコミの多くやネットメディアの多くも、そういう形に一気に進んでしまってて、それによって日本のそれらもそう言うふうにすぐに染まってしまった。

 アメリカで比較的冷静な報道をやってる大手メディアが、あの極右のFoxニュースくらいしかなくなってて、ニューヨークタイムズもハフポストもバズフィードもCNNも、過剰なまでに戦争バンザイ!ウクライナは無敵だ!って大本営発表みたいなことばかり言ったり疑問挟む人を憎むように人々を煽り続けてしまうような時代がまさかくるとは、私も流石に思いませんでしたよ。(まぁ、実際には、トランプ政権のおしまいの頃に起こったBLMの辺りから、そうなるかもなぁ。と言う予感はしてはいましたが)

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gendai.ismedia.jp

 すぐに「おまえら誰に付くんだ?」みたいな事を、国がよその国に対して迫ったり、マスコミなどが世界中の人々に迫るのって、凄い危険なことではあるんですよね。

 だって、実際のことがほとんどわかってない・事実がどれなのかすらきちんと材料が出てきてないから本来「わからない」事に対して「これが真実だから、四の五の言わずに自分達の側に付け」と言うのは、非常に悪いことを隠したり・悪いことをしようとしてるふうなことが歴史的にも非常に多いですし。個人と個人の付きあいというレベルでも、そういう事が後で大きなトラブルになってしまうことは多いですし。

「西側先進国」が狂気に呑まれる様は、もはや道義的な落日であるのかもしれない。

 ロシアとか中国がどうであるかは、今回は棚に上げます。昔からそういう要素が多かった国々のことまで範囲を拡げたら、それこそ収拾がつかなくなるので。

 日本やアメリカやイギリスやカナダなど、多くの「西側先進国」と名乗ってる国々が、明らかにおかしなことになっている。まぁ、米英と関係が強い国々だけな感じもしてきていますが。

 民主主義を名乗ってるのに、実際の所民主主義を許さないかのような形で私達に「決断」を迫ってくる。話し合いもいらないし批判や反対論もいらない。最初から結論が決まってることを「決断」する為に邪魔になりそうな話は全てフェイクニュースだと言って攻撃されたり・フィルタリングやゾーニングされてないことにされてしまう。

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 2022年の世界は、最低でも日本やアメリカなどは、オーウェルの小説の「1984年」の舞台であるイングソックとそっくりになりつつあるように見えるのです。

ja.wikipedia.org
w.atwiki.jp

 この戦争に限らず、政治的正しさを掲げて行われてるBLMなどの反差別運動やフェミニズムジェンダー運動など、そういう”リベラル”を名乗る側からですら、歴史修正やウソと本当を逆転させてしまうような動きというのが、この五年間くらい多くの国で盛んになってきてた。と言う問題があったとは言え、今回の戦争は、そういう「手口」の総仕上げみたいな感じになってしまってる事が、私個人としては本当に精神的にきついのです。

3rd-opinion.net
www.nikkei.com
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 そういう人々によって、未だに政治も社会も振り回されて、それでみんなと言うかせめて80%以上の人達が食べるに困らないし色々ひどい扱いもされず、家庭や子供の一人二人も容易に持てるし愛のある生活も送れます。と言うなら未だ我慢のしようもあるのですが、本当のところ、そんなもんが物凄い「高級品」・高嶺の花みたいになってしまって、愛を語ることすらハラスメントだなんだと言われかねないような恐怖で抑え込まれてる始末。非常に難しい・個別に見てかないとマズいような問題までも単純に善悪で裁こうという話とある種の身勝手な道徳が結びついた結果でもあるのでしょうけど、そういう状況というのが、実は、この戦争で露骨にぶん回されてる「殺し合いこそ正義」「差別と偏見こそ正義」だという今どきの日本やアメリカやイギリスやカナダなどのひっくり返った人道観とか正義観と、非常に相性がいいようにすら思うのです。

 社会が荒れ果て、多くの人々が喰うに困り病気の恐怖とも向かい合う事を押し付けられる中で、ごく僅かな人々が物凄い利益をがっぽり自分達で独占しつつ・多くの人たちに差別や偏見こそ正義だ。と、殺し合いに加わらない奴はバカだ敵の手先だとけなすように煽ってる。そういう構図が余りに普通になりすぎてやしないか。そういう部分に対しての「こりゃヤバい」と言う感覚を、ボロボロになってでも手放さない程度の矜持のようなものを、できるだけ多くの人達が持ち続けなければ、多分来年再来年には私達がこの世にいるかどうかすら怪しくなってしまうのではないか。そういう危機感を私は持ってます。

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