また番外:いい加減、自分の為にならないで勝手に進められてる事に本気で怒りましょうよ。

数日前、大阪府豊中市にある、安倍晋三総理大臣と近い幼稚園経営者の方が、今年開校する小学校について、土地を市価の十分の一で財務省から払い下げてもらっていただけではなく、国交省財務省から、色々な名目で開校のためのお金を貰ったり、普通一年以上かかる文科省の審査を、たったの一ヶ月でパスしたことが、朝日新聞などの取材で報道されました。
地元の市会議員さんが、余りに不公平でおかしいだろう。と裁判を起こす事になったというのが、最初の報道でしたが、調べれば調べるほど、色々とおかしな・えこひいきと言っても問題ないような優遇を受けていました。

この小学校は、「日本で初めての神道の小学校」を名乗り、副校長や幼稚園の理事に、安倍昭恵・総理夫人を据えたりなどしていて、少し前からおかしいんじゃないかという声が細々とは上がってましたが、どんどんと酷い証拠が出てきています。

このようなことは、表に出ていないだけで、沢山あるでしょう。「愛国」と言う言葉の美しさに隠れる形で、おかしなお金の流れが正当化されたり、与党の偉い立場の政治家たちが、自分たちの理想の社会を作るという表向きの目的で、国の財産を不当に安く手に入れたり、税金を沢山自分のお金として使ってる。

 

キーワードは、「私物化」。

東芝の破綻問題だって、似たようなもので、経産省原発推進したい官僚たちと経営幹部の一部が、東芝という大企業の経営実権を握った上で、原発を推進するという目的のために、むやみやたらに買収や事業拡大を繰り返し、当然それでは大赤字が出るからと、他の部門に対して粉飾決算することを強要し、それらがバレて赤字を素直に出したら会社が倒れるからと、まずは儲かってる事業から、タコが自分の足を食べてしまうかのように、売り払い始めてる。

そういう、偉い人達・権力を握った人達だけが、当然のようにお金や財産だけではなく、人々の仕事を奪っていくのと同時に、福祉も何も、お金がないからと削っていく。と言う、日本の崩壊の酷さに対して、きちんとやってかないといけない時期が来てるのだと思います。

例えば東芝の経営者たちは、きちんと警察や検察が逮捕してこうなったことの中身を調べ上げた上で、然るべき処罰を受けるべきであるし、今の総理大臣や大臣、取り巻きの人達は、今までやったことの責任を取ると同時に、政権から身を引いていくより、本来ないはずなのですから。それをできるのは、実は民進党とか共産党だけではなく、私達一人一人であるのです。

何をやればいいのかわからない人たちへ。

別に、集会をやったりデモをやったりするために、多くの人で集まって…などという形から入る必要はないのです。自分一人で駅や繁華街の当たり障りなさそうなところで適当な紙でも持って数十分間立ってみるもよし、地元の、与党や与党に媚びてるような人達ではない議員さんや政党の事務所に言って嘆いたり、手紙を書いて出したりするもよし。地元で何人か話があう人がいるならば、デモをやってみるとか街角で立ってみるのもいいでしょう。
それらをやる余裕や気力がない人は、家族や友人、職場の人に話して、何かできないかと考えてみてもいい。その事自体が、物凄く敷居の高い話になってしまってますからね。

何しろ、シールズに代表されるような、ガッチリとした組織がないと何も出来ないというわけではないし、今の何を言ってもいけないんだ。何を言ってもムダなんだ。と言う所を、どうにか食い破っていかない限り、この国は、回復しようのないところまで破滅しますから。どうにかそれを防いで、そして、立て直していかないといけませんから。

色々な流れは、つながっていって、そして、何本かの大きな流れになり、お互い潰し合わないでやっていけるのならば、十分に世の中を変えていけるのです。別に、一つの流れで押し切らなければいけないということではないのですから。